ブランド時計:オメガの買取なら買取わかば高浜店にお任せ下さい!本日はオメガ・スピードマスターの魅力についてお話します
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本日は時計界の英雄、オメガ・スピードマスターについてのお話です!(^^)!
1848年にスイスのラ・ショー・ド・フォンで産声をあげた老舗の高級腕時計ブランド・オメガ。
生みの親であるルイ・ブラン氏は熟練した時計職人でした。
そんなルイ・ブラン氏から2人の息子たちへと受け継がれて始まったオメガブランドは、日本でも名だたる腕時計ブランドと肩を並べ、世代を問わず幅広い層に高い人気を誇っています。
従来の手巻き式から時代に合わせた自動巻き式、さらにはオリンピックの公式時計を務めるなど、100年以上経過した現在もなお進化を続け、確固たる地位を確立しつつも妥協を許さないハイブランドです。
☆初代オメガ スピードマスター誕生
オメガがスピードマスターを世に送り出したのは、1957年のことです。
同社のダイバーウォッチ・シーマスターのクロノグラフを元に開発。名前の通りスピード(速度)を図るための時計として、レーシングドライバーやスポーツカーの愛好家向けに制作されました。
当時のクロノグラフは、まだ自動巻き式が開発されておらず、手巻き式は当然で、その中でも初代ムーブメント・Cal.321は、今では「伝説」と呼ばれるほど、完成度の高いものでした。
パテック・フィリップやヴァシュロン・コンスタンタンなどハイクラスのブランドにも使用されてきた歴史もあります。
スピードマスターは、レーシングカーの振動に対応するため、世界最小と言われた小型のムーブメントを、中空のインナーケースで支える構造によって高い耐衝撃性を確保することができます。後にこの構造が歴史に名を刻むことになります。
その後1968年に、スピードマスターのリニューアルが行われ、その際にムーブメントが変更されています。
新たなムーブメントはCal.861。大量生産を行うため、パーツ数を減らして簡略化するとともに、精度の向上を目的に開発されたムーブメントで、細かな仕様変更を行いながら、現行モデルにおいても採用されているムーブメントです。
現在のムーブメントは1997年にマイナーチェンジされたCal.1861。
Cal.861とはメッキの種類が違う程度で、ほぼ同一のものです。1968年に誕生してから50年近くも同じムーブメントを使用しているのはスピードマスター・プロフェッショナルだけとそれだけ完成されたムーブメントなんです。
1950年~1960年頃というのは、近代時計史において非常に意義深い時代です。
ロレックスのサブマリーナを筆頭に、ブライトリングのナビタイマーや同じくロレックスのGMTマスターなど、現代も人気を博す数々の名機が誕生。
「スポーツウォッチ」という分野が開花しました。
そんな一時代のスポーツウォッチの一環として生まれたのがスピードマスターです。
実は同じ年に3つのマスターシリーズとして発表されました。
シーマスター、レイルマスター、そして本日の主役スピードマスター
今でこそ「スピードマスター=宇宙」という図式がすぐに浮かび上がりますが、実際は宇宙は全く関係のない、純粋なモータースポーツ用の時計として誕生しました。
ちなみにスピードマスターは、ダイヤルではなく外周ベゼルにタキメーターを表示した世界で初めての時計と言われています。
当時画期的だったこのデザインは、レーサーの視認性を高めたと共に、デザイン面でも以降のクロノグラフに多大な影響を与えました。
☆スピードマスター 初の宇宙へ
スピードマスターの発売から2年後マイナーチェンジしています。
ベゼルがアルミニウムの黒色ベースとなり、針の形状がアロー針からアルファ針に変更されました。
マイナーチェンジと言いましたが、実際には外装面はかなり変化しています
空軍からの要請を受けていたこともあり、実用面において非常に優れた進化だったと言えます。
そしてこの時計を、1962年のマーキュリー計画(宇宙開発計画の黎明であり、初めての有人宇宙飛行計画)で宇宙飛行士ウォルター・シラーが個人的に着用し、オメガ製の腕時計は初めて宇宙遊泳を果たしました。
過酷なテストを唯一クリアし、NASAの公式時計として採用されたのは1965年。
ジェミニ計画やアポロ計画に携行されますが、正式採用となる以前から、オメガのスピードマスターは個人の装備品としてマーキュリー計画で使用されるなど、既に耐久性の高さが実証されていました。
ちなみにこのウォルター・シラーは、その後に続くアメリカの宇宙開発計画―ジェミニ計画・アポロ計画―の全てで地球周回軌道以上の宇宙飛行を体験した唯一の人物で、NASAにおいてとても重要な人物であり、宇宙飛行のスペシャリストとも言える人物です。
このとき使われていた第4世代スピードマスターはムーンウォッチと命名され、スピードマスター・プロフェッショナルとして現在もそのロマンが受け継がれています。人類初の月面着陸という伝説的であり感動的なエピソードが、スピードマスターが愛され続ける魅力の一つであり、時代を超えてもなお人々の心を虜にする由縁だと言えるでしょう。
宇宙での活躍は数知れずありますが、もちろん宇宙関連の活躍に留まらず、1968年に北極探検の装備品に選ばれ、マイナス52℃の低温化でも正常に機能したと言います。
また、1989年には著名な登山家であるライホルン・メスナー氏による徒歩での南極横断時に着用。マイナス40℃、2800キロを3か月かけ踏破する際に使用されるなど、その実力を遺憾なく発揮しています。
地球上のみならず宇宙飛行においても歴史を刻んだ「スピードマスター ムーンウォッチ」はウォッチメイキングの世界を象徴する真のアイコンです。
☆自動巻きを貫くスピードマスター・プロフェッショナル
現在、スピードマスターのバリエーションは幅広く、自動巻きやクォーツ式など様々なモデルがありますが、オメガのスピードマスター・プロフェッショナルは、頑なに手巻き式にこだわり続けている数少ない時計です。一般的に「使いづらい」と言われる手巻き時計が、何十年も支持されています。
オメガ以外のブランドも手巻き式の採用は少なく、腕時計の業界全体で見ても機械式時計には自動巻きが最も採用されています。
しかしなぜいまだにオメガは手巻き式スピードマスターにこだわり続けているのでしょうか。
それは、月面着陸という偉業を果たした、NASA唯一の公式時計という他に無いブランドイメージを大切にしたいという想いがあるからなのです。オメガ公式でも「スピードマスタープロフェッショナルはアイデンティティとして継続する」と公表しており、伝説のストーリーとブランドを語り継がせていく意思を見せています。
☆幅広い世代で誰もが手にできる腕時計
オメガのスピードマスターは日常生活を想定したデザインとなっており、スーツをはじめプライベートな場面までよく似合うという、幅広いシーンに合わせられる洗練されたデザインが特徴です。
スピードマスターの伝説的なエピソードからすると、宇宙に行くために造られた特別な腕時計という印象をもってしまうかもしれませんが、実は毎日着けられる身近なものなのです。
☆現行スピードマスター搭載のCal.1861
レマニア社が設計したCal.1861は、機械式クロノグラフとしてはシンプルな設計のクロノグラフムーブメントで、無駄がないイメージ。
誕生した1968年から半世紀たった現在においても現役で、傑作ムーブメントと言っても過言ではありません。
スピードマスターのムーブメントとして有名ですが、他のブランドにも同じムーブメントが搭載されており、過去にはブライトリング、タグホイヤーなどでも使用されてきました。
しかし、巻き上げの持続時間は48時間程度と、最新のモデル(約70時間)に比べるとやや物足りなく、精度検定であるクロノメーターの認定もありません。また秒針停止機能もなく、一般的に扱い辛さはあります。
しかし歴史に名を残したということもありオメガファンにとっては憧れのムーブメント、この先も消えることはないと言われています(*^^*)
以上オメガ・スピードマスターについてのお話でした。
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